今年も隅田川のほとりの桜の花が一気に咲きはじめ、何だかホットしたのです。
暗い出来事ばかりで、いつまでも寒く、桜の蕾もいつまでも固く、
春は何処へ?
と心配していました。
桜祭りの開催の日は一分咲きでとても寒い日でした。
でもでも、皆の心は春を本当に待っていたのです。
家の前が遊歩道でその前が隅田川からの分岐した大横川の大きな川なのです。
家の前は桜並木で川向側の川辺も桜並木で、
窓を開けるとそれはそれは見事な景色のはずなのですが、
今年はまだまだなのでした。
しかし、川では和船を船頭さんが手で漕いで、
乗客はみな寒い中安全の為に安全服を着て
船頭さんの下町・深川の事・歌舞伎役者の事・この下町にまつわる歴史の事
などの説明に耳をかたむけていました。
又、大江戸桜祭りの開催日なので、黒船橋の上では祝い太鼓の威勢の良い音が
地元の方々による披露が鳴り響き、
新内流しの船上での唄が昔さながらの衣装で披露され、屋台が出たり賑やかでした。
私は今年も心待ちにしていた事があったのです。
それは、大好きな小サルの大道芸なのです。来ました今年も会えました。
もう可愛くて仕方ないです。
今年は、足の指に障害のある小サルさんが親にも見放されとても可哀想な運命の中、
一生懸命芸をみがいてきたそうです。
小サルさんの目がすべてを物語っている様に私にはみえるのです。
動物すべて私には、目で語れる気がしているのです。
そんな開催日でしたが、みるみる咲き始め満開になり、
毎日和船が行き交い楽しい春を満喫しました。
今、花びらは川上・遊歩道・橋上・ベランダ・路上など
じゅうたんの様にきれいです。
桜は 見上げるさくら 見下ろすさくら 新緑のさくら
と、たくさん 幸せを感じさせて下さるので嬉しいです。
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