2012年10月15日月曜日

母を見舞って

気になっていたので、国立国際医療センターへ
母のお見舞いに小雨の中行きました。
母は車椅子に乗って、看護士の方と廊下から外を眺めながら
話をしていました。私が近ずくと誰だか判った様でした。
14階の東病棟なので目の前に、東京スカイツリーが見えるのですが、
「あの川は何だい?川の所に柿の木があって沢山柿がなってるねー。
その向こうに緑が沢山あるのは、お寺とお墓かい?」と何度も私に聞くので
びっくりしてしまいました。(お父さん、まだお母さんを呼ばないでー)と、
思わず心の中で叫んでしまいました。
大変と思い15分位廊下を、静かに、語りかけながら車椅子を押していました。
再び最初の所に戻り、もう一度「何が見えるかなー?」と聞いたら、先程の様な
答えは返ってきませんでした。少し満足して安心したのかなあー?と思いました。
そうしている内に、仲の良い姉と娘の京子が来ました。母は、凄く喜んで
先程の光景がうその様に普通に話せたのです。やはり、いつも人と接触していないと
こんな事になってしまう現実にショツクが大きかったです。

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