2012年3月7日水曜日

下町散歩に魅せられて

私は山の手育ちだったので、下町は本当に知らない世界でした。
明治大学の姉の親友だった今の夫はガチガチの下町っ子でした。
当然、知らない世界を覗いて見たいのが私です。
それも更に知らない世界である下町「深川の料亭」の長男でした。
食に興味のある私には、この上とないチャンスだと思いました。でも
40数年前の私には、受け止められない位の世界でした。
母である料亭の女将は、当時大手町の社長様方の憩いの場所で
まぶしい位の美しい女将で憧れでした。
女将は70歳で引退しましたが、私は今でも後悔していることがあるのです。
何で、母の女将を勉強しなかったのかと・・・・。
勉強していれば、どんな思いで女将が引退を決意したのかもっと理解して
後を継ぐ事も出来たのかも知れない・・・・。
下町は本当に歴史のある町です。
これから、一生をかけて下町を楽しもうと思います。
そして、母もずっと下町で元気でいて欲しいです。

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