2012年1月26日木曜日

新春 初釜を迎えて

辰年の姉が今年も張り切っています。
百日庵と言うお茶室が自宅にあり、日々茶の湯を楽しんでいます。
新春には、恒例の初釜の茶会が行われます。新春にふさわしい茶器や
床の間に飾られるお掛け軸・お正月ならではのお飾り(宝炭干支のお香合・等など)
柳の枝を床柱の上の方の小さな花いれに挿して、床の間の床につく位長く途中輪を
幾つも作りながらしなやかにしだれ柳にするのです。
お菓子も初釜にちなんで(岸辺のほとり等)春を感じる目でも楽しめるものなのです。
お茶入(大福茶いれ)本当に初釜でしかお目にかかれない品々が、また楽しいのです。
茶人にとって、1月はお茶三昧で嬉しい限りです。
茶釜の口も大きくて、立ち昇る湯気でお茶室にお招きした方々に少しでも暖かくおもてなしを
するのです。本当に茶の湯は無駄なことなく日本の伝統芸術をお茶室の中で感じる事が出来るのです。
私も姉達と中学生の頃から母を中心に、私の尊敬する大好きな 伊藤 紅葉(もみじ)先生を自宅に
お招きしてご指導していただきました。その先生も故人になられましたが先生のお孫さんが今姉の
お弟子さんで茶の湯を楽しんでいます。代々茶道を通じて繋がっているのです。

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